第63回日本人間ドック学会学術大会

大会長挨拶

第63回日本人間ドック学会学術大会 学術大会長 佐々木 寛

第63回日本人間ドック学会学術大会は、Covid-19感染対策と学術大会本来の意義を両立させるため、現地+Webのハイブリッド開催とさせていただきます。現地開催は 2022年9月2日(金)~3日(土)に千葉県千葉市の幕張メッセ国際会議場において、Web開催は2022年9月12日(月)~30日(金)の19日間の会期で、オンデマンド配信で実施致します。

さて、当学会は1959 年「短期人間ドック医療担当者講習会」として産声を上げて以来、人間ドックを始めとした健診事業の普及発展を通じて、国民の健康の保持増進に貢献することを目的として活動してまいりました。この長い歴史の中で、今回は産婦人科医が初めて学術大会長を務める大会となります。

本学術大会のメインテーマは「女性のための人間ドック」としました。昨今の女性の社会進出は目覚ましく、健診の内容や病気予防に対する意識の向上は明らかで、そのようなニーズにどのように対応していくかも重要な論点と考え、労働衛生上の問題やホルモン異常・月経困難症など、女性の労働に影響を与える特異性にも着目していきます。2019年に改訂された子宮がん検診のガイドラインについての制度面での取り扱いや最新情報、検診の精度管理や利便性の向上についても、本学術大会の中で活発な討論を行なっていく所存です。
 今後ますます少子高齢化が進むことが想定され、健診や予防医療に期待される役割は年々大きくなっており、健康寿命の延伸による活躍世代の増加が国の活力につながるよう、本学術大会もその一翼を担ってまいります。

現地開催会場の幕張メッセは、東京駅から電車で約30分、羽田空港からリムジンバスで約45分の場所にあり、交通はとても便利です。周辺には、東京ディズニーリゾートをはじめ、ZOZOマリンスタジアムや、本格的な日本庭園など、多くの見どころがあります。さらに少し足を延ばしていただくと、成田山新勝寺や「小江戸」佐原の伝統的な町並み、数多くの酒蔵、温泉など、あまり知られていない魅力が千葉県にはたくさんありますので、ぜひお立ち寄りください。
 なお誠に残念ながら、東京ディズニーリゾートのホテルミラコスタでの懇親会は、Covid-19の影響により開催を見合わせることにいたしました。

現地開催におきましては、万全の感染対策を実施し、ご来場の皆様をお迎えさせていただきます。
 この第63回日本人間ドック学会学術大会が、全国の会員の皆様にとりまして有意義な機会になりますことを、心より祈念しております。

第63回日本人間ドック学会学術大会 
学術大会長
佐々木 寛
(医療法人徳洲会千葉徳洲会病院 婦人科部長 東京慈恵会医科大学 客員教授)

大会事務局

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